無題

福ちゃん

2013年08月26日 01:50



今日は、おばあちゃんから梨が届いた。

手紙付き。

写真付き。

おばあちゃんの手紙には、「愛」がたっぷりとつまっていた。

涙が止まらなかった。



おばあちゃんの言葉に、傷ついたことがたくさんあった。

「どうしてこんな子になってまった?」

「昔はええ子やったのに」

「あんだけ色々やってやったのに、恩を仇で返すんか」



だけど、今はわかる。

おばあちゃんがどんな想いでその言葉を言っていたのか。

どれだけ、おばあちゃんのその命を使って愛を表現してきたのか。

愛を注いできてくれたのか。

だからこそ、出る言葉。

今日、初めてわかったことがあった。

その手紙を読んで。



僕は、福冨家に生まれて幸せだ。

こんなにも、こんなにも、命を大切にして、
守って、愛を注いで。

僕には、受け止めきれなかった。

まだまだ未熟な、
成長段階の僕には。

だから、反発もした。



色んな、色んな、出逢い、経験を繰り返して。

おばあちゃんの想いがよくわかる。

おじいちゃんの愛がよくわかる。

苦しいくらいに。



僕は、それを受け取って、なにができるのか。

守られて、愛されて、今まで生かされてきた、この命を。



僕は、どうしてこんな生き方しかできないんだろうって思ってた。

家族に心配をかけ。

迷惑をかけ。

僕がいることで、苦しめているんだと思った。

生まれて来なかった方が、良かった?



だけど、

そういう想いを経験することが、必要だったのかもしれない。

その想いを経験したからこそ、なにかできるのかもしれない。

今、僕が僕で在れる。

今、できることはなんなんだろうか。

見えてきそうな、今日この頃。

なにかが変わる。

変わってきている。



今まで命を繋いできてくれた、先祖のみなさん。

お父さん・お母さん。

おじいちゃん・おばあちゃん。

ありがとう。

本当にありがとう。

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